JAZZ 5/4

SINCE 2023

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JAZZ 5/4

SINCE 2023

TEL.対応致しかねますのでご了承下さい。

2023年12月26日、「JAZZ 5/4」 を開業いたしました。

建築上の手直し、コンセプトの決定など、試行錯誤しながら決定し、ようやく完成いたしました。
準備期間が予想以上にかかってしまいましたが、何とか開業いたしました。
会員様皆様にご満足して頂けますように今後も改善と尽力してまいります。
宜しくお願いいたします。

最終的には、喫茶・BAR・ジャズなどの嗜好品文化に幅広く浅く触れて頂ける店といたしました。
ご提供する商品は、新商品からオールドボトル(古酒)の各種ウイスキー、ボルドーを中心とした1本5,000円程度以上の各種ワインやシャンパーニュ、獺祭を中心とした日本酒、梅酒やシャルトリューズなど世界各種のリキュール、トラピストビール(修道院ビール)、各種ビネガー、珈琲、紅茶、日本茶などです。選りすぐった商品を、タイミングに応じてご提供いたします。ご提供する商品は、数に限りがある場合もありますので、随時入れ替わりいたします。ご了承ください。
特にウイスキーにつきまして
、世界的に人気上昇中の日本のウイスキー業界の発展を応援する目的と、日本は元より世界のウイスキー文化に触れて頂けますように力を入れております。
サントリー山崎蒸溜所100周年である2023年に開業したく、2023年12月26日に開業致しました。会員様の募集につきましては、準備が整い次第、順次開始してまいります。


■2023年、2024年は記念すべき年
ウイスキー業界にとって、2023年、2024年は記念すべき年といえます。
2023年は、サントリー山崎蒸溜所100周年、白州蒸溜所50周年、キリン富士御殿場蒸溜所操業50周年、ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサイエティ(SMWS)設立40周年の年です。
2024年は、ザ・グレンリベット200周年、ニッカウヰスキー創業90周年、イチローズモルト(ベンチャーウイスキー)創業20周年、とウイスキー業界においても記念すべき年となります。
また、2023年はウイスキー人気拡大の年、2024年は値上がりの年です。
世界的な人気による消費量の増大による需給バランスの崩壊、原酒不足、物価高などいろいろな要因があって仕方ないことかと思いますし、日本の商品が世界でも認められることは嬉しく、誇らしくもあります。
2024年4月1日以降、各メーカーが大幅値上げを発表しています。数%~数十%、銘柄によっては倍以上の大幅値上げとなります。一般の酒小売店に並んでいるような、元々お値打ちなウイスキーの値上げ幅は少なく抑えられているようですが、一般の酒小売店に並んでいないような銘柄は、大幅な値上げとなります。まあ、これらの銘柄は、元々ほとんど入手不可能に近かったですし、定価の数倍のプレミアム価格となっていたウイスキーが多いので、これを機会に、定価近くで、安定的に入手出来るようになることを期待しています。しかし、当面は難しいと思いますので、何とか入手出来るルートを開拓できるよう尽力し、頑張ってまいります。

■ジャパニーズウイスキーの人気
特に、ジャパニーズウイスキーは世界的な評価が高く、世界の品評会で数多くのジャパニーズウイスキーが入賞しております。世界的な酒類コンペティション「ISC2023」で「山崎25年」が全部門での最高賞、「響30年」も部門別で最高賞を受賞するなど、世界的に大人気で、米国・欧州・中国を始めとしたアジア圏など全世界に対して輸出量が激増(この10年で約10倍)しております。同じ日本人として嬉しくもありますが、皮肉なことに、日本人には、なかなか手の届かない存在になりつつあることも事実です。日本国内においても、アルコール消費量が減少の中、ウイスキーについては、消費量が増加しております。
当店では、そんな貴重なジャパニーズウイスキーに、多くの方に触れて頂き、飲んで頂き、少しでもジャパニーズウイスキーの発展に貢献できれば嬉しいと思っています。

■ウイスキーの概略
ウイスキーの語源は、ラテン語の「命の水」といわれており、ウイスキーの起源については諸説ありますが、1824年のスコットランド政府公認蒸留所の第1号「ザ・グレンリベット蒸留所」が設立されるまで、18世紀初頭のスコットランドでの密造酒時代が、現在のウイスキーの礎(いしずえ)ともいわれています。
20世紀初頭のアメリカ禁酒法時代においては、医者によって処方されたウィスキーは例外とし、認可薬局で売られることもありました。
日本国内については、2014年~のNHK連続テレビ小説で有名になった「マッサン」こと「竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創業者、サントリー山崎蒸留所初代所長)」、「鳥井信治郎(サントリー創業者)」によって、20世紀初頭に本格的な製造が始まりました。
ウイスキー(蒸溜酒)は、糖質ゼロなので、血糖値を気にされる方にもマッチしたお酒です。

■嗜好品文化に触れる店
このように歴史と伝統があり、文化となったウイスキーの魅力とは何だろう?
同様に、コーヒー、紅茶、煙草(葉巻)、ワイン、日本酒、リキュール、ジャズ、バーのいう業態の店、なども世界的に歴史と伝統があり、文化となった魅力は何だろう?
煙草(葉巻)こそ、今では悪者の代表格ではありますが、戦後、日本の高度経済成長期を支える人たちに親しまれてきたことも事実です。
改めて、これら、コーヒー、紅茶、煙草(葉巻)、ワイン、日本酒、リキュール、ジャズ、バーのいう業態の店、などの歴史や文化に触れてみることの出来る店があってもいいんじゃないだろうか?と思い、出店に至りました。
実は、筆者も詳しくは知らず、興味のなかった世界ですが、文化となっている理由があると思い、開業するにあたって調べてみました。どれも奥が深く、どれも紆余曲折があり、一言では表現できません。未だに理解できていません。一緒にそれぞれの文化を勉強してまいりたいと思います。

■お気に入りのウイスキー
偉人たちの愛飲したウイスキーも数々あります。
・ヴィクトリア女王(ロイヤルロッホナガー)
・サッチャー(グレンファークラス105)
・吉田茂、田中角栄(オールドパー)
・白州次郎(マッカラン)
・フランクシナトラ、キースリチャーズ、ミックジャガー(ジャックダニエル)
・チャーチル、ジミヘンドリックス(ジョニーウォーカー)
・ケネディ(ワイルドダーキー、オールドオーバーホルト)
・アルカポネ(テンプルトン)
・松田優作(オールドクロウ)
・江戸川乱歩(ディンプル)
・志村けん(竹鶴21年)
などなど、国家権力者、政治家、音楽家、ギャング、俳優、作家など、各界を代表する著名人には、それそれお気に入りのウイスキーがあったようです。
ご自分のお気に入りのウイスキーを見つけるのも良いかもしれません。
ちなみに、筆者は、お酒を飲みませんが、ウイスキーの魅力を知る勉強のためにウイスキーを少しだけ嗜(たしな)むように頑張ってます。

■偉人とその他のお酒
「アブサン」は、画家ゴッホ、モネ、ピカソ、ロートレックにランボーなどが愛飲しました。芸術家たちの感性を引き出した反面、彼らは、アブサン中毒のせいで身を滅ぼしたとまで言われています。愛飲というよりは、中毒に近いかも知れません。
「ブランデー」は、商品の名前にもなっている「ナポレオン・ポナパルト(ナポレオン1世)」は、「クルボアジェ」のブレンデーを好んだことから名付けられたようです。
「ワイン」や「シャンパン」も「ナポレオン・ポナパルト(ナポレオン1世)」は、好んでいたようで、戦いの前の 「シャンベルタン(ブルゴーニュワイン)」、戦いの後のシャンパーニュ(モエ・エ・シャンドン)とも言われています。英国元首相ウィンストン・チャーチルは、ポル・ロジェのシャンパーニュ、米国元大統領トマス・ジェファーソンは、シャトーラフィットやシャトーディケム(イケム)などのワインを好んだようです。
「カクテル」では、ヘミングウェイは、カクテルの「ダイキリ」「モヒート」を好んでいたようです。
などなど、ウイスキーだけではなく、さまざまなお酒が多くの方に好まれてきました。拾い上げればきりがありませんので、この辺にいたしますが、そのお酒によって人生をダメにした方もいらっしゃいますし、そのお酒のおかげで数々の芸術作品が生まれたのかもしれません。いずれにしろ、上手に付き合って、より豊かな人生の糧になることを願っております。くれぐれも、ことわざにもありますように、「酒は飲んでも飲まるるな」です。格好良く、飲んでください。

■感謝
内装工事、準備とかなりの時間がかかりましたが、ようやくオープン出来ることとなりました。
開業に伴い、ご尽力頂きました皆様へ厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。